1.氏神さまと私たち氏子は、どのような関係になるのですか?
氏神さまは、私たちが住む地域を守ってくださる神社の神さまで、氏神さまにお守り頂く地域に住む人々のことを氏子といいます。
古代では、その地域に住む「一族の祖先神または守護神」を氏神さまと申し上げました。その後、長い歴史の中で、今までは私たちの住む地域を守ってくださる神さまを氏神さまと申し上げるようになりました。
お祀りされている神さまは神社によって様々で、氏神さまは子供の誕生から成長、地域の平安、私たちの日々の生活などを見守り、助け導いてくださる存在として崇敬されています。

お正月には初詣に行き、七五三では素敵な着物を着てお参り。
厄年にはお祓いを受けて、受験を前に合格祈願。
昔から人生の節目節目にお参りする地域の神社。
私たちの身近にある神社は、日本人にとっては当たり前。
でも、実は日本独自の信仰です。
都市に現れるこんもりとした森、山の麓に見える鳥居。
生まれて、育って、暮らしに密着している地域の神社。
それが氏神さまです。

今お住まいの地域の氏神さまはもちろんのこと、帰省された折りなどは、故郷の氏神さまにもどうぞお参りください。
2.神宮大麻とは、どのような意味がありますか?
伊勢の神宮は、全国に数ある神社の中でも特別な存在のお宮で、正式には神宮といいます。
お祀りされている天照大御神は、太陽のように私たちの生命を守り、育んでくださる神さまとして信仰されています。
皇室の御祖神である天照大御神は、神話の中でも神々の中心的な存在として描かれ、神宮は、私たち日本人の「総氏神さま」とも呼ばれています。

年末年始に全国の神社で授与される神宮の御神札は、「神宮大麻」と呼ばれ、氏神さまや崇敬神社の御神札と一緒にお祀りします。
3.崇敬神社の御札はどのようにお祀りすればよいですか? 
氏神さまのほかに、個人の信仰によりお参りする神社のことを「崇敬神社」といいます。
全国各地の神さまも、私たちを守り導いてくださいます。氏神さまと同様に、まごころをもってお祀りしましょう。

受けたご神札は、神宮大麻や氏神さまのご神札と一緒にお祀りします。
(神棚にお祀りする際は、向かって中央に神宮大麻、右側に氏神さま、左側に崇敬神社の御神札とします。重ねてお祀りする場合は、前から神宮大麻、氏神さま、崇敬神社の順に並べてお祀りします。
 
    
神棚は、居間等の南向き、又は東向きの、明るく清浄な高いところへおまつりしましょう。
神棚のない家庭は、清浄な棚か戸棚の上にお札をおまつりしてもよいでしょう。
二階のある家では、なるべく人の踏む場所の下にならないように心がけます。
4.身内に不幸ごとがあった場合、何日間神社にお参りすることができませんか? 
「忌服」とは、家族や親族などが亡くなったとき、一定の期間を喪に服すことです。
「忌」とは、死を畏れ忌みはばかるという意味で、死のけがれのある間は派手なことを控えて身を慎み、その死を悼み、御霊なごめのための避けられない期間のことで、最も長くて五十日間です。その期間内にあることを「忌中」といい、「忌明け」とは忌みの期間を終えたということです。
「服」とは、忌明け後の期間をいい、忌明けの後も身を慎み、悲しみの気持ちを乗りこえ平常心に立ち返ろうとする期間をいい、「喪中」とは広い意味で「忌」と「服」の期間内にあることをいいます。
地域に慣例がある場合、その慣例に従うのが適切です。特に慣例がない場合には、50日までが「忌」の期間、一年祭(一周忌)までを「服」の期間とするのが一般的でしょう。
ですから「忌」の期間である50日を過ぎれば、原則として神事を再開しても差し支えないと考えられます
「忌」の期間中は、神社への参拝を遠慮しますが、やむを得ない場合には、お祓いを受けるのがよいでしょう。

身内の弔事を悼む期間は、あくまでその人の心のもちようでございますが、悲しみを乗り越えて普段の家庭生活を営む節目とするための一つの基準として下表を参考にしてください。

忌服の期間(参考)

○忌中の心得
葬儀家では、神棚の前に半紙を貼ります。

・祭礼行事、神社への参拝は遠慮します。
・結婚式、祝賀会、式典などの人生儀礼への参加、又は行楽旅行を遠慮します。
・祝い事の予定を忌み明け後まで延期します。

○忌明けの心得
・一般的には、忌中を終えると忌明けとし、神棚の半紙を取り除いて通常通り神棚を再開します。
忌の期間中に「天照皇大神宮」・「氏神さま」などの御神札の頒布があった場合、忌が明けた後、すみやかに神社に出向いて御神札を受けます。または期間中に受けておき、明けてからお祭りすることもできます。
和歌山県有田郡湯浅町大字湯浅字宮後1914鎮座 湯浅大宮 顯國神社
和歌山県 湯浅大宮 顯國神社Q&Aのページ
嘉永4年(1851年)「紀伊国名所図会後編」湯浅祭礼御輿渡御の図
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